相談・サポート
生活訓練
目が見えない・見えにくいことにより、日常生活で様々な不便を感じることがあります。
帯広市内在住の目が見えない・見えにくい方を対象に、自立した生活に向けて個々に応じた様々な生活訓練(パソコンや用具の使い方等)を行っています。
また、必要に応じて他の専門機関等とも連携し、ご本人やご家族と一緒に考えながら社会復帰をサポートします。
■リハビリテーション委託事業(帯広市のみ)
帯広市より委託を受け、生活訓練などを行っています。対象者は、市内在住で、身体障害者手帳を所持する視覚障害者です。
個別対応を基本とし、次のような事業を行います。
- ・生活訓練 (パソコン操作習得・タブレット操作習得・用具の使い方習得など)
- ・生活する上での相談・助言
- ・家庭に対する助言
利用料は原則として無料ですが、在宅希望の場合、別途、交通費の負担があります。
ご利用希望者は、帯広市障害福祉課(電話25-9701)へ申請してください。
役所への利用申請については、帯広市内の方、近隣町村在住の方でも当館でお手伝いします。
お問い合わせは北海点字図書館:0155-23-5886まで
相談してください
ほくてんでは、日常生活において目が見えにくくなってきた方への相談を受け付けています。
「目が見えなくなったり見えにくくなり日常生活に『不便さ』を感じるようになった。」
そんな方はまずご相談ください。(来館される場合は、事前に予約が必要になります。)お話の中から、日常生活の不便を確認し、その解決方法を一緒に考えます。
「何処に、どのように相談したらいいか解らない。」
視覚に関するさまざまな悩み、困りごとについて、必要に応じて情報提供および専門機関や視覚を補うための用具や利用できる制度をご紹介いたします。
■相談事例
目が見えない・見えにくいことで困っていることを相談されたケースへの事例の一部です。
●相談事例01
目が見える時は読書が趣味でした。点字はできないのですが、また本が読みたい。
対応>音声図書(CD図書・カセット図書)があります。
専用の再生機をご用意していただき、お好きな本を選んでいただき、お貸しします。
●相談事例02
本を読みたいけど、どんな本があるのかわからない。
対応>ジャンル(例えば、時代ものとか)等を指定してくだされば、担当者がお選びして、お貸しいたします。また、当館にないものも全国から取り寄せることができます。
●相談事例03
タイトルは覚えていないが、○○という番組で紹介されていた本が読みたい。
対応>ネット等でお探ししお貸しします。
●相談事例04
仕事で、パソコンを使用しているが、見えづらくなってきて困っている。支援ソフトなどがあれば、購入したい。
対応>文字を拡大するソフトなどの購入斡旋や使い方の指導などを行っています。
●相談事例05
外出する際は、家族に付き添ってもらっているが、1人でも外出したいと思っている。外出を支援してくれる人がいるかを教えてほしい。
対応>「同行援護」という目が見えない方の外出を支援する制度があります。この事業を行っている事業所をご紹介します。